FEBRUARY 2014 It’s Your Turn!

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このピアノ、どこにあると思いますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリの駅です。

ちなみにナントの駅でも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フランスの鉄道が”芸術を駅に!”というコンセプトで始めたプロジェクト。
2年前に始まりましたが大人気で、今はフランス中のあちこちの駅にピアノが置いてあり、誰でも弾くことができます。

ピアノを触ってみたかった子供、久しぶりに演奏してみる大人、ジャズを弾く高校生、そして、何となくその周りに集まるお客さん…。
駅の中で流れる音楽を通じて、雰囲気がなごみ、友情が生まれ、幸せを呼びます。
皆さんもフランスの駅で、気軽なピアノの音を楽しみませんか?

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Swing and Dance @ Folles Journees, Nantes 

今年2月、毎年参加しているラ・フォル・ジュルネ音楽祭が20周年を迎えました。
ある日ロックコンサートに行き衝撃を受けた天才プロデューサー、ルネ・マルタンが、これだけたくさんの人々にクラシック音楽の素晴らしさをわかってもらえたらという願いを込めて、フランスの港町ナントで始めた音楽祭です。
初めてクラシックを聴く人にも無理がないように、45分程度の短いプログラムをいくつも用意し、同じ建物の中のあちこちのホールで、朝から晩まで常に演奏会を楽しめるようにしました。
入場料も安くして、気軽にコンサートを聴いてもらおうというアイディア。一流の演奏者たちも、この考えをサポートし、みんな喜んで参加したそうです。
20年たった今、5日間にわたって開催されるようになったばかりではなく、スペイン、ブラジル、そして、ゴールデンウィークには東京、琵琶湖、新潟、鳥栖、金沢でも行われる大人気の音楽祭になりました。

そのラ・フォル・ジュルネ。今年のテーマは、アメリカ。

アメリカの作曲家とは今までご縁がなかったので、今年はとてもチャレンジング。私が演奏したのは、二つのプログラムでした。
一つ目は、姉の麻里と2台のピアノでバーバーやアダムスの作品。アダムスの音楽はアメリカのポップ・カルチャーなどに影響を受けたかと思われる、レペティティブ(反復する)音楽です。一つのモチーフが20分近く繰り返され、微妙に変化していく楽曲。2台のピアノが入れ子になるように書かれていて、少しでも数え間違えると歯車が噛み合わなくなり、大変な事に!…という緊張感もありますが、やはりよく一緒に弾いている姉。本番はびっくりするほどバッチリと合いました。

二つ目は、スペインの素晴らしいピアニスト、ルイス・フェルナンド・ペレスと2台のピアノ。これは姉とはまた違うプログラム。バーンシュタインの『ウエスト・サイド・ストーリー』、クーパーの音楽から影響された、コープランド作曲の『ダンツォン・クバーノ』。そして、サンバを含む、ミヨーの『スカラムーシュ』と、スイングの大きい曲ばかり。サンバやマンボといった、南アメリカの揺れるようなダンス、変拍子、葉巻を吸って楽しむ、クーパーの雰囲気…メヌエットやワルツといったダンスで育った私には、これを理解するのが本当に難しい!一緒に弾いたルイス・フェルナンドは、さすがスペインの文化からも近いだけもあって、サンバやマンボは自然に体に入っていて、大得意!「何か上品過ぎるような気がする…もっと、スイングしよう!」などと、この独特な雰囲気とリズム感を何とか私に理解させようと、踊り、歌い、クーバーのフィルムを見せてくれたり、民謡を聞かせてくれたり…そのうち、私にとっては慣れなかったリズムも体に入り、引き込まれ、本番ではすっかり乗って、楽しむことの出来るコンサートになりました!

演奏後:一緒に演奏したルイス・フェルナンド・ペレスと、自分の演奏会の後に駆けつけてくれたイスラエルのピアニスト、イド・バルシャイ

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